金沢美術工芸大学関係の最近のブログ記事
454人が「春」目指す
*金沢美大で2次試験
金沢美大で八日、デザイン科の三専攻と美術科芸術学専攻を皮切りに二次試験が始まった。
初日は四百五十四人がデッサンなどの実技試験や小論文に取り組んだ。
製品デザイン専攻では工事現場のさくを固定する重し、鉄パイプ、金具をデッサンする試験が行われた。受験生は画用紙に鉛筆を走らせ、
描写力を披露した。試験は各専攻ごとに十七日まで実施され、八専攻に計千四十人が志願している。合格発表は一.十一日。

実技 試験に取り組む受験生11 金沢美大
平成20年3月9日 北国新聞 記事より
県歴博の75点
日本美術刀剣保存協会県支部の高桑邦夫支部長ら四人は十八日、県立歴史博物館が所蔵する刀剣を手入れした。 博物館が施設運営に民間ボランティアの力を活用する取り組みの一環で、会員は慣れた手つきで刀身の油を塗り替えた。博物館は、 終戦直後に連合国軍総司令部(GHQ)が接収した刀剣「赤羽(あかばね)刀」のうち、 加賀の刀工が手掛けた室町-江戸期の七十五点の手入れを協会に依頼した。会員は刀剣を手に取り、刀身に打粉をはたいて丁子(ちょうじ) 油をぬぐい、さびや傷の状態を確認して、油を塗る作業を繰り返した。今後も年二回のペースで保存作業を行う。

刀剣を手入れする日本美術刀剣保存協会
県支部のメンバー =県立歴史博物館
平成20年2月19日 北国新聞 記事より
県内外から公募して誕生した石引商店街のマスコットキャラクターを活用したにぎわい創出事業(北國新聞社後援)が十四日、
同商店街で始まった。
商店街と連携する金沢美大生が制作したTシャツの展示や商店街に隠されたマスコット人形を見つける催しなどが繰り広げられ、
買い物客らは商店街の新たなシンボルに親しみながら、街の魅力にも触れた。Tシャツ展は小立野バス停横の展示スペース「BE A
FRIEND in石引」で始まり、美大生が制作した六点が並んだ。
シャツには金沢城の石垣づくりに使う戸室石を運んだという地名の由来にちなんで作られた色鮮やかなキャラクターが描かれ、
訪れた人たちが見入った。十五体のマスコット人形を見つける「石引マスコットを探せ」も行われ、
店舗に設置された人形を最初に見つけた人に美大生からTシャツが贈られた。買い物客はマスコットを探して商店街を巡り、
商店主や学生らと会話を弾ませた。
Tシャツプロジェクトのリーダー石川雄太さん(21)=同大彫刻専攻二年=は「買い物に来た人に楽しんでもらい、うれしい。
マスコットを通してこれまで以上に商店街に親しんでほしい」と話している。
Tシャツ展と「石引マスコットを探せ」は十七日まで。時間は午前十時から午後六時。最終日は、石引二丁目の空き店舗を改装したカフェ
「artoko」でお茶や菓子が振る舞われ、隣接する店舗の地下ではジャズライブなどが行われる。
石引商店街振興組合は昨年八月から金沢美大生と連携し、商店街を活性化する事業に取り組んでいる。

美大生が制作したTシャツが並ぶ会場 石引2丁目の「BE A FRIEND in石引」
平成20年2月15日 北国新聞 記事より
廊下、グラウンド・・・ 買い上げ見直しへ
金沢美大が学生から毎年買い上げている卒業制作品の保管管理に困り果てている。開学直後の約六十年前から集めてきた彫刻や絵画は約九百点に上り、これ以上収蔵する場所を確保できないためだ。戦後北陸の美術史上重要な作品群にもかかわらず、一括した公開展示もままならない「宝の持ち腐れ」状態の改善に向け、大学側は買い上げ制度の見直しも含め検討に乗り出した。
グラウンド横に展示されている石彫の買い上げ作品
=金沢美大
賞金15万円
一九四六(昭和二十一)年に開学した金沢美大は四九(同二十四)年度から、漆や金工、日本画など専攻ごとに卒業、修了制作品のうち特に優れた一点を買い上げている。各専攻の担当教員が推薦した候補作が学内の委員会にかけられ、選ばれた学生には賞金として十五万円前後が支払われる仕組みだ。
十年以上前から学内に保管場所がなくなり、廊下や資料室などでの陳列が始まった。それも限界になると、近隣の小立野小や金沢21世紀美術館の収蔵品を保管している市教育プラザ富樫に保管を委託してきた。五年ほど前には、校舎裏に置かれていた彫刻作品を見かねた彫刻専攻の教員らが自費でグラウンド横を整備し、そこにも卒業制作品が並んでいる。最近では、展示場所が整わないことや賞金が安いことを理由に買い上げを拒む学生もいるという。学内からは展示館の建設など対策を求める声が上がり続けていたが、大学移転の問題や市の財政難もあって先延ばしにされてきた。
作品の年代や制作者などの情報も一元管理されておらず、せっかくの「お宝」が事実上放置されている現状だ。このため今年度から、芸術学専攻の教員五人が所蔵作品の実態調査を開始。その結果、「教員が個人で調湿材などを購入して保管している」(工芸) 「初期の作品に復元不可能な破損が見つかった」(彫刻)「多くが模型のため廃棄せざるを得ない」 (環境デザイン)などの問題点が明らかになった。
歴史が凝縮
久世建二学長は「買い上げ作品には時代の息吹と大学の歴史が凝縮されている。いつでも利用できる美大のアーカイブス(書庫)として整備すべきだ」と話す。今後、すべての買い上げ作品を電子データで管理するなどの対策を検討することにしている。
金沢美大では十二日、「買い上げ作品展」が始まった。普段は小立野小に保管されている彫刻・工芸などの買い上げ作品七十四点が十五日まで展示されている。
平成20年2月13日 北国新聞より
屋外広告物にアート性
金沢美大の学生ら、
市に基準デザイン提案 大きさ、形状・情報量を統一
金沢美大の学生らは十九日までに、 景観と宣伝効果を両立できる広告物の基準デザイン案をまとめ、市に提出した。アート性を持たせ、看板の大きさや形、情報量を統一して秩序を保たせたデザインとした。
市は屋外広告物のモデル交差点である「玉鉾」と「八日市南」で、提案を参考に広告物の基準を設ける方針である。
デザイン案は視覚デザイン専攻の寺井剛敏准教授と西川俊三君、水野愛美さん、吉田園子さんの学生三人が市の依頼を受けて検討、作成した。 十月から両交差点に十枚程度ずつある屋外広告物を調査した。
当初は「玉鉾」と「寺町一丁目」を対象としたが、より広告物が密集する交差点として「寺町一丁目」を「八日市南」に変更した。
調査の結果、広告物が秩序なく乱立していることが交差点の景観を阻害し、看板の内容自体も分かりにくくしていると分析した。
サイズを縮小した上で、形や方向、高さをそるえた五つの提案を出した。 屋外広告物に多いとされる医療系の看板を青色か緑色、その他をオレンジ色とし、店名や電話番号とともに矢印を全面に押し出した案や、同じく色を分けて地図を大きくした案、店名や電話番号などの文字サイズと構図を統一した案などを示した。
市によると、市屋外広告物条例は一敷地内の広告物の合計面積を三十平方㍍以下と規制するのみで、広告物の数や形、位置に決まりはない。
市は「屋外広告物の撤去は設置者や広告主の承諾を得にくいが、デザイン変更なら抵抗は少ない(景観政策課)とみており、学生らの提案を来年度に改正予定の条例に反映させる考えである。
年度内に最終案
学生らは五つの案をもとにアンケート調査を行い、年度内にあらためて最終案を出す。来年度は沿道店舗の広告看板調査のほか「周辺景観との調和やアート性を重視したデザインの検討、ドライバーへの聞き取り調査にも取り組みたい」(寺井准教授)としている。
平成19年12月20日 北国新聞 記事より



